施術前インタビュー
施術後インタビュー
症例
ドクターインタビュー
到着後、すぐにドクターベイカークリニックにてアレルギーテストを行います。
【アレルギーテスト】
- スクラッチテスト-皮膚にアレルゲンを貼付して、その後15分後に反応を見ます。
- 皮下注射テスト-スクラッチテストに反応しなかったものをもう一度皮下注射で検査し、その後15分後に反応を見ます。
- アレルギーシートに反応が出たもので、ラッシュ治療を始めるためのお薬をドクターベイカーのラボ(研究所)で作ってもらいます。
※喘息がある場合
・肺活量検査を行い、数値を測ります。
・Niox(最新の機械)で肺の炎症を測り、この結果によっては吸引のお薬の処方がある場合があります。
ドクターベイカークリニックにてアレルギーテスト終了後、ドクターマセソンが肌の感染状態を診察します。
まずは体中に起こっている炎症と感染を抑えることを先決にします。
おしりにステロイドの筋肉注射を打ち、痒みと炎症を一気に抑えます。
プラスティーベースとドクセペン、抗生物質の錠剤と塗り薬で感染を抑え、治療の第一ステップが始まります。
【使用するお薬について】
- ドクセペン-睡眠導入剤ではなく、深いレム睡眠を維持するお薬で、また痒み止めの効果もあります。睡眠中に無意識に掻いてしまうのを止めるためと睡眠不足の患者さんのために睡眠時間を長くするために使用します。皮膚治療には睡眠はとても大切です。
- セファレキシン500mg-このお薬は抗生物質で、感染を起こしている患者さんにのみ使用します。量と使用期間が日本での処方と異なり、多い量を短期間だけ使用します。これによってバクテリアが抗生物質に対する抗体を作るリスクを下げます。
- ムピロシン-鼻の穴に塗る抗生物質の塗り薬で、鼻の穴に繁殖しているスタッフのバクテリアを対処します。
- プラスティベース-この保湿剤で皮膚を乾燥しないようにします。入浴時、湯ぶねに20分間浸かり、セタフィルクレンザーで全身を洗います。このクレンザーは普通の石鹸と違い、肌の乾燥を悪化させないように刺激を最小限に抑えているものです。入浴後3分以内に全身の保湿を行います。ここで日常の正しいスキンケアを学びます。
※長期期間強いステロイド軟膏を使っていた方はリバウンドが出る場合が多いので、お薬で辛い状態を凌げます。
本日行った診察内容やお薬の説明、今後の治療プログラムの説明やスキンケアの復習を行います。
ドクターベイカークリニックでアレルギー治療を始めます。アレルギー検査結果によってお薬の種類や治療方針が決められます。
アレルギーテストで反応したアレルギー物質を注射で体内に入れていきます。このラッシュ治療は5時間ぐらい要し、20分おきに注射を打ちます。アレルギーの数によって注射の内容は異なります。(毎回1~3本)
ラッシュアレルギー治療は2回行い、1回目のラッシュ終了後、反応がなければ1週間後、2回目のラッシュアレルギー治療を行います。
1週間に1度(毎月曜日)ドクターマセソンの診察があり肌状態をチェックします。(全5回)
2週間に1度(隔週木曜日)ドクターベイカークリニックでアレルギーイミュノセラピーがあります。(全2回)
もし喘息の治療の場合、ドクターベイカークリニックへ3週目に行く場合があります。
治療の経過がよく、患者さんが治療の内容をしっかり理解した状態で帰国していただきます。もしリバウンドを何回か起こした方や状態がまだ安定していない場合、ドクターの判断で滞在期間が延びる場合があります。
帰国に向け、日常生活での注意事項やこれからのケアなど勉強します。
帰国後、今後の治療やケアについてのご質問はEmailやオンライン診察でサポートいたします。オンライン診察はデジタルカメラで症状の写真を送って頂き、ドクターに処方を書いてもらって対応いたします。治療終了後1年間はオンライン診察費は無料です。
お薬のご注文は日本国内から発送可能です。ご注文後1日か2日で到着します。
アレルギー注射はこれから日本で2週間に1回行い、これを6年間継続していただきます。アレルギー注射のボトル注文はアメリカからの発送になります。
ドクターベイカー(Dr. James W. Baker) アレルギー/喘息スペシャリスト
学歴 | : | ウイスコンシン州立医学部 1970年卒 ウイスコンシン州大学病院、小児科アレルギー/免疫学、レジデンス1974年 |
---|---|---|
認証 | : | アメリカアレルギー協会会員 アレルギー研究と多くの学会に発表 |
ドクターマセソン(Dr. Robert T. Matheson) 皮膚科スペシャリスト
オレゴンメディカルリサーチセンター
http://www.oregonmrc.com/
学歴 | : | ユタ州立大学医学部 OHSUオレゴン大学病院皮膚科レジデンス ユタ州メディカルセンター内科 |
---|---|---|
認証 | : | 皮膚用新薬実験、300件以上の試験 皮膚手術公認 皮膚スペシャリストとして30年間の経験 日本アトピー患者の治療は15年以上の経験 |